始まりのラピスラズリ


────────


「じゃあ、愛生はこれからも雅美ちゃんに協力するの?」


「うん……」


私はマクドで前に座る舞子に、雅美とあったことを全て話した。


「今まで男子が苦手だった雅美に、やっと好きな人が出来たんだ。
だから…、私はそれを、応援したい」


私がそう言えば、舞子は静かに口を開く。


「愛生は……、それでいいの?」


「え…?」

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