始まりのラピスラズリ


私は雅美のクラスを指す。


「少しずつ空いてきてるみたいですし、雅美のクラスはレストランだからガッツリ食べれますよ!」


そこまで言えば、先輩はじっと私を見てきた。


「………」


「ど、どうしたんですか?」


「…珍しいな」


「え…?」

< 302 / 427 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop