始まりのラピスラズリ


「そうなんですよ!
指にはめるのは恥ずかしいし、バスケをする時に壊れるかもしれないからって言って、鎖を通してネックレスにしてるんですよ!」


「でも、2人は仲がいいよね。
…確か、高校生の時から付き合ってたんだっけ?」


「そうですよ〜。
この大学も、彼を追いかけて入ったんです」


えへへと笑っていると、部屋のドアが開いた。

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