嫌いになるその日まで。
取りあえず、黒板に貼ってある座席表を確認して自分の席に着いた。
教室内は10人ほどしかいなくてちょっと静か。
周りを見渡しても、話せそうな人がいないのでクラス表をじっくり見ることにした。
さっきは、瑠唯の事でいっぱいで同じクラスが誰なのかあまり知らない。
な行ぐらいまでで、5・6人は話せそうな人を発見したので安心した。
それにしても、知らない名前ばっかりで不安が募る。
瑠唯がいないと心細い、本当に。
< 4 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop