白い華舞う季節に【仮】
キィッ
「「…さっむっ」」
屋上に入ってすぐに冷たい風を感じた私たちは同時にそう言うと顔を合わせて笑った。
蓮華「ははっ!ハモったね(笑)」
舞華「ふふふっ!だねっ!(笑)」
蓮華「ご飯食べよっか!」
舞華「うん!」
蓮華「それにしても…さすが冬…屋上、誰もいない」
舞華「ほんとだね…寒いけど2人で貸し切りみたいでなんか楽しいね!」
蓮華「そーだね!」
今は12月、季節は冬。
夏にはカップルや女子のグループなど、
屋上には人がいっぱいるのに寒いせいか本当に誰もいない。
広い屋上を蓮華と2人で独占しているみたいで私は嬉しくなった。