白い華舞う季節に【仮】
2人でいろんな話をしながら、ご飯を食べて終わるころには、寒さにも慣れていた。
舞華「なんか寒くなくなってきたね!」
蓮華「うん!慣れちゃった(笑)」
舞華「やっぱり屋上って楽しい」
蓮華「どーして?」
舞華「教室でみんなといるのももちろんいいけど、蓮華と2人で周りを気にしないでいっぱい話せるの、楽しいもん!!」
蓮華「もぉ〜舞華ったら〜!」
…なんかカップルみたいな会話…?
蓮華「なんか会話が恋人みたい!」
舞華「あ!それ今私も思ってた!」
蓮華「うそ!?私たちやっぱり気が合うね(笑)」
「「いぇーい!!」」 パンッ!!
私たちはハイタッチをして喜んだ。
(やっぱり蓮華といるの、楽しいなぁ…)
(…あ…そういえば…どうやって話そう…)
蓮華とおしゃべりに夢中で病気の話を忘れていた私は、また緊張感と不安に包まれた。
すると、急に静かになった私を見て蓮華が話し始めた。