白い華舞う季節に【仮】
蓮華「舞華、朝のことだけど…」
舞華「…うん」
蓮華「…なにがあったの…?」
舞華「……」
蓮華「私は舞華の味方だよ?
遠慮しないで話してよ!」
舞華「…うん」
ドックンドックン
心臓がバクバクしている。
これを言ったら蓮華はどう思うんだろう。
私のこと嫌いになっちゃうかな…。
『私は舞華の味方だよ?』
……蓮華もそう言ってくれたんだ。
ここで言わなきゃ、私は蓮華を信じてないことになる。
それに…親友だもん。言わなきゃ。
私は意を決して蓮華にすべて話すことにした。
「蓮華…あのね…」