白い華舞う季節に【仮】
蓮華「…嫌いになんてならないよ。」
舞華「…えっ?」
急に泣くのをやめて話す蓮華に私は驚いた。
蓮華「…嫌いになんてなるわけない。
舞華はさ、いつも私を横で励ましてくれた…
楽しませてくれたしそばにいてくれた…
今までどんなことが起きてもそんな舞華の笑顔に私は何回も助けられたの…っだから…」
舞華「…れ、んか…」
蓮華「…舞華、今度は私の番だよ。私が舞華を横で支える。だから、遠慮なんてしないで…私に話して…?」
舞華「…れんかっ!!」
ギュッ
舞華「…ありが、とうっ…ほんとに…ありがとうっ!!」
私は涙を流しながら蓮華に抱きつきそういった。
蓮華は私を抱きしめ返すとにっこり笑って、
蓮華「あたりまえでしょ!!嫌いになれなんて言われても無理だよっ!…だって…
わたしたち、親友じゃん!!」
舞華「!!」
そう言って微笑んだ蓮華は強く私を抱きしめてくれた。
私は蓮華の言葉を聞いて涙が止まらず、
しばらく蓮華と抱き合いながら泣いていた。