白い華舞う季節に【仮】

_________________蓮華 side.________


ガラッ


私は先に教室に戻った。


蓮華「お兄ち…先生、舞華今トイレに行ってる。そろそろ来るよ」


蓮也「そうか。クラスのみんなにも話したぞ。」


周りを見ると、いつも騒がしいクラスのみんなが静かに自分の席に座っている。


何人かの目には涙のあとが残っていた。


よかったね、舞華…


みんな舞華のこと大好きみたいだよ。


蓮華「みんな…ごめんね急に…よろしくね」


「あやまらないで蓮華!

舞華のためだもん。当然のことだよっ」


「咲良田のためだろ?あやまるなよ」



みんなそれぞれ私に言ってくれた。


私まで泣きそうになるよ…



蓮華「ありがとね…それで…なにするの?」


蓮也「ああ…伝言ゲームみたいなものはどうだ?」



「「「「「伝言ゲーム??」」」」」



蓮也「そうだ。みんなで舞華に気持ちを伝えるんだよ。」



伝言ゲームかぁ…



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