ドクターと甘い恋
ニッコリと笑う祐希の言葉に大粒の言葉を流す嶺菜。


「ううっ…あり、がとぉっ…ひなた、せんせっ」


よしよしと小さい子どものように撫でてやる。


大丈夫だ、嶺菜。



いつだってお前を守るよ。

口じゃ言うの簡単だから、行動で表すから。



なぁ、嶺菜。


お前はちゃんと成長してる。


それを証明したのは嶺菜自身だよ。




俺は、泣きながらも強くなる嶺菜の頭をそっと撫でたーー。


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