ドクターと甘い恋
「大翔固定頼む」


「はい、嶺菜頑張るよ」


「やだぁ!」



ズボンと下着を下げられると、更に涙をこぼす嶺菜。


いやいやと言って、力が入りすぎる嶺菜になかなか座薬が入れられない。



「嶺菜、力抜いて〜ふーって」

「やぁっ!」



大翔が固定をゆるくした時、俺が持っていた座薬が嶺菜の手によって弾かれ床に落ちる。



「嶺菜、いい加減にしなさい」


「やっ。」



グズグズで、全然ダメな嶺菜。

座薬が無理なら、仕方ない。



大翔に目で合図し、注射を持ってきてもらう。

でもこの注射は痛くて、中高生はほとんど暴れてしまう。



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