ドクターと甘い恋
体を離して、目を見れば嶺菜の目には不安の色で染まっている。


「わたし、死んじゃう…?」



意を突かれた。

なんて答えてやればいいのだろう。



「なーんてね、忘れてごめんねこまらせて」


「嶺菜…」


「先生お仕事いいのー?

ほら、わたしはいいから行って?」



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