秘密の糸Season1㊤
「じゃあな。」


「うん…。バイバイ…。」


円花は照れながらも、小さく手を振ってくれた。


帰り道、


俺はうきうきしながら帰っていた。


多分ずっと、ニヤニヤしていたと思う。


「円花の唇、柔らかかったな…。」


まだしっかりと、感触が残っていた。


改めて自分が、彼氏だと言うことを認識される。


ブブ


帰っていたその時、LINEの通知音が鳴った。
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