秘密の糸Season1㊤
「はい、美菜ちゃん。」


「有り難うございます!」


ペアリングには、二人の名前が入っていた。


「せっかくだから今付けようか、チェーン貰ったから。」


「はい!」


「じゃあ、後ろ向いて…」


新堂さんはそう言って、私の首元にペアリングのネックレスを付けてくれた。


「うん、似合ってる!かわいいよ。」


「有り難うございます!」


「僕もつけて?」


新堂さんにそう言われ、私は新堂さんにネックレスをつけた。


首についた2つのリングが、キラキラ輝いていた。
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