秘密の糸Season1㊤
「…く…ひっく。や、やめてください…。」


三田倉はそう言って、涙を流した。 


俺は、手を止めた。


「…これで分かっただろ?
二人きりの密室になったらこうゆう事するやつもいるんだよ。
分かったら、学習しろよ。」


パチン


「…俺の事嫌いになった?
ま、これが本当の俺だから。
早いとこ、知れて良かったじゃん。」


「…最低です井上さん…。…見損ないました。」 


「……分かったら、早く帰れよ。」


三田倉はベットから起き上がり、持っていたバックを持った。
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