秘密の糸Season1㊤
【円花side】
そして、私は今日の仕事を無事終えた。
「じゃあ、三田倉さんお疲れ様!
トライアル期間、本当にありがとう!」
「はい、こちらこそありがとうございました!」
そして、店長から給与明細を貰った。
今日でトライアル雇用が終わった。
「三田倉さんさえ良ければ、これからもウチで働いて欲しいんだけどどうかな?」
店長に聞かれたその時、井上さんと目が合った。
「え…っと。」
(どうしよう…。)
「まあ、すぐに返事出さなくて良いよ、一旦考えてみて!
来週の月曜日に答え出して来れれば良いから。」
「あ、はいありがとうございました。
お疲れ様でした、お先に失礼致します!」
「お疲れ様ー!」
私は着替えを終え、お店を出た。
「どうしよう…。」
今の仕事は、本当にすごく楽しい。
ミスは相変わらずしてしまうけど、
あそこで働いてから、
仕事の楽しさを教わった。
初めて仕事をしていて楽しいと本気で思った。
従業員の皆さんだって、
優しい人ばかりだし、
話していると楽しい。
もっと、もっと、新しい仕事だってしたい。
井上さんに…もっと、仕事を教わりたい。
だけど…。
今のままだと…。
私がいるせいで、
職場の空気が悪くなるだけだ…。
こうなるぐらいなら辞めた方が良い…。
そして、私は今日の仕事を無事終えた。
「じゃあ、三田倉さんお疲れ様!
トライアル期間、本当にありがとう!」
「はい、こちらこそありがとうございました!」
そして、店長から給与明細を貰った。
今日でトライアル雇用が終わった。
「三田倉さんさえ良ければ、これからもウチで働いて欲しいんだけどどうかな?」
店長に聞かれたその時、井上さんと目が合った。
「え…っと。」
(どうしよう…。)
「まあ、すぐに返事出さなくて良いよ、一旦考えてみて!
来週の月曜日に答え出して来れれば良いから。」
「あ、はいありがとうございました。
お疲れ様でした、お先に失礼致します!」
「お疲れ様ー!」
私は着替えを終え、お店を出た。
「どうしよう…。」
今の仕事は、本当にすごく楽しい。
ミスは相変わらずしてしまうけど、
あそこで働いてから、
仕事の楽しさを教わった。
初めて仕事をしていて楽しいと本気で思った。
従業員の皆さんだって、
優しい人ばかりだし、
話していると楽しい。
もっと、もっと、新しい仕事だってしたい。
井上さんに…もっと、仕事を教わりたい。
だけど…。
今のままだと…。
私がいるせいで、
職場の空気が悪くなるだけだ…。
こうなるぐらいなら辞めた方が良い…。