秘密の糸Season1㊤
そっか…。そうだよな…。


「…ありがとな。だったら俺も、しっかりと円花の兄貴の役目果たさないとな。」


その時俺は、晋一が好きなブランドがここの階にあることを思い出した。


「そういえば、ここの階に晋一が好きなブランドがあるんだよ。」


「本当!?あ、そういえば晋ちゃんのお財布ちょっとボロボロだった気がする…。」


「じゃあ財布にしたらどうだ?」


「そうする!ありがとう!
やっぱり秀兄ちゃんは頼りになるなー!
私一人だったらずっと迷ってたよー!」


「困ったら、俺を頼りな。円花の為にいつでも駆けつけてやるから。」


「ありがとう!」


そして俺達は、晋一が好きなブランド店に入った。


無事財布を買い、店を出た。
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