秘密の糸Season1㊤
第30話絆
【円花side】

私は、自分の部屋でバイトの事をずっと考えていた…。


その時、部屋のドアからお母さんの声が聞こえた。


「円花、お母さん買い物行ってくるから留守番よろしくね。」


「分かった!」


そう言って、お母さんは階段を降りていった。


「ハァ…。どうしよう…。」


ベッドに寝転んでいたその時、


ピンポーン


インターホンが鳴った。


「ん?誰だろ?」


その時、再び下からお母さんの声がした。
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