秘密の糸Season1㊤
そして今、電車が来るのを待っている。
「…いきなりすぎたな…。困るよな…あんなの…」
けど僕は、どうしても送らないといけない気がした…。
何故か…分からないけど…。
村田さんには、ちゃんと伝えたかった。
時計を見ると16時40分になっていた。
プー
『電車が通ります、白線の内側までお待ち下さい』
電車が、すぐ近くまで来ていた。
「よし、乗るか。」
ガラガラガラ
キャリーケースを持って、新幹線に乗ろうとしたその瞬間
「新堂さん!!」
僕を呼ぶ声がした。
「…いきなりすぎたな…。困るよな…あんなの…」
けど僕は、どうしても送らないといけない気がした…。
何故か…分からないけど…。
村田さんには、ちゃんと伝えたかった。
時計を見ると16時40分になっていた。
プー
『電車が通ります、白線の内側までお待ち下さい』
電車が、すぐ近くまで来ていた。
「よし、乗るか。」
ガラガラガラ
キャリーケースを持って、新幹線に乗ろうとしたその瞬間
「新堂さん!!」
僕を呼ぶ声がした。