秘密の糸Season1㊤
村田さんに初めて声を掛けられた時、かわいい子だなとは思った。
全く知らない僕に、道を教えてくれて
…優しい子だなと思った。
でもその気持ちしかなかった。
ツイッターからフォローが来た時、びっくりしたけど嬉しかった。
その時はまだ、知り合い程度に過ぎなかった。
けど僕達は、ほとんど毎日DMでやりとりをする仲になった。
お互い好きな物や趣味を知った。
それが嬉しかった。
そして、僕達は外で一度だけ会った。
あの時は、本当に楽しかった。
でもその後から、村田さんからの連絡は来なくなっていた。
あれだけほとんど毎日鳴っていたスマホの通知音がいきなり鳴らなくなっていた。
その時、初めて僕はとても寂しいと感じた。
来る日も、来ない日も、スマホを何度も見ていた。
来ていた日は、
嬉しくなる自分がいて、
来ない日は、
ずっとモヤモヤした自分がいて、
だけど僕は、そんな毎日が幸せだったんだ…。
「…僕も村田さんと同じ気持ちだよ。」
全く知らない僕に、道を教えてくれて
…優しい子だなと思った。
でもその気持ちしかなかった。
ツイッターからフォローが来た時、びっくりしたけど嬉しかった。
その時はまだ、知り合い程度に過ぎなかった。
けど僕達は、ほとんど毎日DMでやりとりをする仲になった。
お互い好きな物や趣味を知った。
それが嬉しかった。
そして、僕達は外で一度だけ会った。
あの時は、本当に楽しかった。
でもその後から、村田さんからの連絡は来なくなっていた。
あれだけほとんど毎日鳴っていたスマホの通知音がいきなり鳴らなくなっていた。
その時、初めて僕はとても寂しいと感じた。
来る日も、来ない日も、スマホを何度も見ていた。
来ていた日は、
嬉しくなる自分がいて、
来ない日は、
ずっとモヤモヤした自分がいて、
だけど僕は、そんな毎日が幸せだったんだ…。
「…僕も村田さんと同じ気持ちだよ。」