秘密の糸Season1㊤
部屋に戻り、しばらく待っていたその時


「失礼致します、お夕食お持ち致しました。」


女将の声が聞こえた。


「はい」


そして、旅館の従業員が夕食を持って来てくれた。


（わあ〜美味しそう…！）


「本日のお夕食はお魚がメインとなっております。
こちらの料理は…今旬の…」


そして、女将が料理の説明をしてくれた。


「…以上となっております。
お布団はまた後ほど、担当の者がこちらに参りご準備させて頂きます。
それではごゆっくり…」


女将はそう言って一礼した後、戻って行った。



「わあ〜！美味しそですね！」


「そうだね。」


「頂きま〜す！」


そしてあたしは、料理を口に運んだ。


「どれも美味しい〜！！」


そして次々、口に運んで行った。


その時、新堂さんがあたしを見て笑っていた。


「本当、美味しいそうに食べるよね。」


「あっ…」


(ヤバ…。あたしも素が出た…。)


「…引きますよね。」


「引かないよ、俺たくさん食べる子好きだし。」


「…ありがとうございます。」


そしてしばらくして、全部の料理を食べ終わった。


「ごちそうさまでした！すごく美味しかったです！」


「良かった喜んで貰えて。じゃあ後で、布団持って来てくれるみたいだし温泉行こうか。」


「は、はい！」

そしてあたし達は着替えを持ち、露天風呂に向かった。
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