秘密の糸Season1㊤
プチプチプチ


そしてワンピースのボタンが次々と外されていく音が聞こえた。



そして晋ちゃんの手が、私の胸の中に入った。


「…ひゃあっ!」


また変な声が出てしまった。



「…かわいい、円花」


そう言って晋ちゃんは意地悪な笑顔を私に向けた。


「やっ…!…ん」


晋ちゃんに触られていく身体。


チュ


舐められる身体。



手の感触と舌の感覚がハッキリと分かる。


「んんっ…」


「…ハァっ円…花」


「…ハァ…晋ちゃ…ん」


「あっ…」


頭がクラクラして、おかしくなりそう…。


身体がどんどん熱くなる…。


「力抜いて…。」



晋ちゃんにそう言われ、私は力を抜いた。



そして晋ちゃんと初めて…。


…身体が繋がった。


「あ…んっ…ハア…っ。や…っ」


私は、何度も声を漏らした。


晋ちゃんに触られていた時、


ドキドキして身体中に電気が回ったように熱かった。


繋がった瞬間、私のナカに晋ちゃんのが入ってきたのが分かった。


私のハジメテは恥ずかしかったし、ちょっと痛かったけど
好きな人と身体が繋がる事がこんなにも幸せだと実感ができた。


痛みが今の私に幸せを教えてくれた。


「円花ごめん…痛かった?」 


「ちょっと痛かったけど、でも私は晋ちゃんと繋がれて幸せだよ」


「ありがとう円花、俺はもう絶対に円花を離さない。」


「私も、晋ちゃんを絶対に離さない。」
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