秘密の糸Season1㊤

「…後ね秀兄ちゃんにキスされて…告白された…」


「え！？」


その時、皆が一斉に驚いていた。


「嘘…ちょ、ちょっと待って…結婚してたよね確か…」


そう言って、舞由香が唖然としていた。


「…うん」


「まさか…秀一さんが…。」


「どうしたら良いんだろ…。私、秀兄ちゃんの事本当のお兄さんのようにしか思っていなくて…」



「そっか…大変だったね円花…
でも自分の気持ちが一番大事だと思う。よく考えてから秀一さんに伝えれば良いんじゃないかな？」　


そう言って美菜が、アドバイスをくれた。


「そうだよね…。分かった…考えてみる…。ありがとう」


そして私は二人にお礼を言った。


そして昼食を食べ終え、午後の講義を受けた。


そして、帰る時間になった。


「じゃあ、ここで…またね」


皆と別れ、私は歩道を歩いていた。


「秀兄ちゃんの事考えないと…。」