秘密の糸Season1㊤
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数時間前

私はあの後、涼汰君と別れ歩いていた。

もう…終わったんだよね…。

私はスマホを取り出し、電話帳を開いた。

そして、消そうとしたその時

グイ

突然、肩を掴まれた。

振り向いた瞬間

あの人が立っていた。

でもあの時とは違う…。

見たことない顔をしていた…。

それはまるで…悪魔のような顔…。

「…久しぶりですね、新川さん」

そう言って、黒い笑みで私の名前を呼んだ。

「!?…ど、どうして…あなたがここに…」
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