秘密の糸Season1㊤
帰ってからも、私は何度もスマホを見つめた。


「やっぱりそんなすぐは来ないよね、通知…。」


こんなに気になったのは初めてだ。


今までは正直、恋愛にテキトーで、誰でも良かった。


あたしを好きだと言う男子は、片っ端から付き合ってたし、ヤりまくってた。


あの頃は本当バカだった。


今は全員と連絡を切った。


しばらく時間が経ったその日の夜、


ピコン


Twitterの通知音が鳴った。
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