秘密の糸Season1㊤
【円花side】
「…最初はびっくりしたよ。
あの日言った言葉と同じ通り、
私はずっと昔から秀兄ちゃんの事、本当のお兄ちゃんみたいに思ってた。
…でも、秀兄ちゃんは違った。
私を一人の女の子として見てくれていた。
あの時、キスされて正直びっくりしたけど
秀兄ちゃんの気持ちがちゃんと聞けて嬉しかったよ。」
私は自分の気持ちをぶつけた。
そうだ…。
最初はビックリした。
そう、私はお兄ちゃんとして秀兄ちゃんが大好きだった。
でも…。
秀兄ちゃんは私を妹としてじゃなく、
一人の女の子として私を見てくれていた。
でも
明かされた反面、嬉しかった。
秀兄ちゃんの気持ちがちゃんと聞けて。
聞いていなかったら、私も秀兄ちゃんも本当の気持ちを知ることが出来なかったし、
本当の気持ちを隠して、自分の気持ちに嘘をつく事になっていたかもしれない。
「秀兄ちゃんはちゃんと私と向き合おうとしてくれたんだね…。」
でも、秀兄ちゃんはぶつかってきてくれた。
「え?」
「今日だってその為に誘ってくれたんでしょ?」
…秀兄ちゃんだって本当は怖かったはず…。
「円花…。」
「だから私もちゃんと今のこの問題に向き合おうと思った。
だって私達、昔から三人で一緒にいたのにこのままなんて嫌だもん…!」
だから、私も向き合おうと決めた。
だって嫌だから。
このままなんて。
「ごめんね…。でも、私秀兄ちゃんの気持ちには応えられない。
やっぱり私は晋ちゃんが好きなの。
本当、ごめんなさい…」
でも、私は晋ちゃんが好き。
それが全部、今の私の気持ち。
「うん…分かった、ありがとう円花。俺の気持ちちゃんと聞いてくれて。」
晋ちゃんは悲しい笑顔を見せた。
でも…。
これで良かったんだ。
これが私の本当の気持ちだから。
「…最初はびっくりしたよ。
あの日言った言葉と同じ通り、
私はずっと昔から秀兄ちゃんの事、本当のお兄ちゃんみたいに思ってた。
…でも、秀兄ちゃんは違った。
私を一人の女の子として見てくれていた。
あの時、キスされて正直びっくりしたけど
秀兄ちゃんの気持ちがちゃんと聞けて嬉しかったよ。」
私は自分の気持ちをぶつけた。
そうだ…。
最初はビックリした。
そう、私はお兄ちゃんとして秀兄ちゃんが大好きだった。
でも…。
秀兄ちゃんは私を妹としてじゃなく、
一人の女の子として私を見てくれていた。
でも
明かされた反面、嬉しかった。
秀兄ちゃんの気持ちがちゃんと聞けて。
聞いていなかったら、私も秀兄ちゃんも本当の気持ちを知ることが出来なかったし、
本当の気持ちを隠して、自分の気持ちに嘘をつく事になっていたかもしれない。
「秀兄ちゃんはちゃんと私と向き合おうとしてくれたんだね…。」
でも、秀兄ちゃんはぶつかってきてくれた。
「え?」
「今日だってその為に誘ってくれたんでしょ?」
…秀兄ちゃんだって本当は怖かったはず…。
「円花…。」
「だから私もちゃんと今のこの問題に向き合おうと思った。
だって私達、昔から三人で一緒にいたのにこのままなんて嫌だもん…!」
だから、私も向き合おうと決めた。
だって嫌だから。
このままなんて。
「ごめんね…。でも、私秀兄ちゃんの気持ちには応えられない。
やっぱり私は晋ちゃんが好きなの。
本当、ごめんなさい…」
でも、私は晋ちゃんが好き。
それが全部、今の私の気持ち。
「うん…分かった、ありがとう円花。俺の気持ちちゃんと聞いてくれて。」
晋ちゃんは悲しい笑顔を見せた。
でも…。
これで良かったんだ。
これが私の本当の気持ちだから。