私の上司は、イケメン住職様!?~番外編~
「は、はい……」
驚きのあまり腰を抜かしている三田先生と校長先生。
これで、心愛を疑うことはないだろう。
後は、クラスの皆か……。
帰り道。
僕達は、両親と一緒に帰った。
「しかし驚いたわよね。
心愛の能力もだけど、龍聖の能力も」
母さんは、驚いたように言ってきた。
「そうだね。俺達は、まだまだ
彼らの能力を知らないのかもしれないね」
フフッと笑う父さん。
心愛は、泣き疲れたのか寝てしまい
父さんにおぶられていた。
「ねぇ、父さん達は、怒らないの?
僕が能力を使ったこと……」
「うん?さすがに驚いたけど
力を理解してもらうためにしたんだろ?
心愛のために……なら怒れないな。
それに俺も昔似たようなことやったしね」
そう言いながら
ウィンクをする父さん。
あ、そうか……。