五分で恋愛
言ってしまった。

こんなこと言うつもりはなかった。
でも悠ちゃんが分からなくて、
寂しくて、涙が止まらなかった。





悠ちゃんは、何も言わなかった。


それが答えなんだ。





そのまま私はスマホだけもって、
家を飛び出した。



私と悠ちゃんは、もう終わってたんだ。

私しか、好きじゃなかった。

こんなに悠ちゃんのこと好きなのに、
片思いだった。



十分程走って、近くの公園のベンチに座る。
少し落ち着いてきた。


そして私は、真由子に電話をかけた。














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