五分で恋愛
何も言わずにわかってもらおうなんて
「なるほどねぇ...」
私は梨々花の話を聞きながら相槌を打った。
私梨々花の見方だけど、
友人の彼のことも気にかかる。
彼はそういう人じゃない。
私は知ってる。
大学時代にゼミで知り合ったが、
度が過ぎるほど優しい奴だった。
でも世話焼きという程ではないし、
宿題やレポートを見せてくれることもない。
正しいことを全うする、そういう優しさが彼の持ち味だった。
だから梨々花の話を聞いても、
納得どころか違和感しかない。
あの彼が、大好きな彼女をおいてさっさと寝たがるだろうか?
しかし、何か意図があってやっているのだろう、
という気もする。
梨々花はアホだから、
些細な彼の行動には気づかないだけかもしれない。
とりあえず、梨々花を自分のベッドに寝かせて
彼に電話をする。
私は梨々花の話を聞きながら相槌を打った。
私梨々花の見方だけど、
友人の彼のことも気にかかる。
彼はそういう人じゃない。
私は知ってる。
大学時代にゼミで知り合ったが、
度が過ぎるほど優しい奴だった。
でも世話焼きという程ではないし、
宿題やレポートを見せてくれることもない。
正しいことを全うする、そういう優しさが彼の持ち味だった。
だから梨々花の話を聞いても、
納得どころか違和感しかない。
あの彼が、大好きな彼女をおいてさっさと寝たがるだろうか?
しかし、何か意図があってやっているのだろう、
という気もする。
梨々花はアホだから、
些細な彼の行動には気づかないだけかもしれない。
とりあえず、梨々花を自分のベッドに寝かせて
彼に電話をする。