何度でも、先輩に片想い



その後も自己紹介は続き、先生からの説明を少しされて終わった。



自分がどんな風に自己紹介を言ったかは覚えていない。


自己紹介をしてる時、先輩は
しっかり私のことを見てくれてた。


だけど、そのおかげで一気に赤くなってしまったことだけは覚えてる。


先輩の何気ない言動が私のことを一気に熱くさせる。



────先輩の哀しそうな目。



脳裏にこびりついて頭から離れない。

あんな顔、見たことない。

いつもは楽しそうに笑ってる。


なんで高宮朱里先輩の時にあんな目をしたの……?



高宮朱里先輩とどんな関係なんですか……?







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