傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕
次の日、
朱理とますます
顔を合わせにくくなって、
避けて過ごしてしまった。
唯はうまく二人の間を
取り繕ってくれてる。
感謝しないとな…
できるだけ、
自然にしていたつもりだけど、
どう見えただろう。
「返却、お願いします」
昼休み、図書館にきた。
正直そんな気分じゃないけど、
気を紛らわすために
また何か借りていこうかな。
湊のところへは…少し行きにくい。