傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕
第3章
-1-
しばらく、学校を休んでしまった。
頭の中を整理したくて。
…結局、あんまり意味なかったけど。
モノクロの世界に
きてしまったみたいだ。
唯からは唯一LINEがきた。
《大丈夫?》
《また、なんかあった?》
でも、あたしは返事ができなかった。
唯は朱理と一緒にいる。
当事者じゃないから、
それで、いいんだけど。
唯まで、あたしのことを
裏で笑ってるんじゃないかと思って
返事ができなかったんだ。