傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕
「美桜、朱理とすっかり仲良しだね」
“朱理”
簡単に隼人に名前を呼んでもらう朱理に
少しヤキモチも妬くけど、
「もっと、仲良くなれるといいな」
「あ、そうそう。
夏休み、部活がない日に
ふたりで隣町のプール行かない?」
「え、プール?」
「そう。新しくできたんだって。
…ダメかな」
だ、ダメなわけがあるかっ!!
「行く!!行く!!!
楽しみっ!!」
「よかった」
隼人と過ごす、初めての夏。
今年の夏は
楽しくなりそうな予感がする…!