I love you。゚*。゚*。゚
あっ…。
そういえば冬也があたしの家に迎えに来てくれるのかぁ〜。
冬也とたくさん遊びたいからあたしから行っちゃおっと!!



あれっ。
冬也からメール来てる…。





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なんか俺風邪ひいたっぽい…。
遊べなくてごめん…。
あと暇だったらでいいんだけど俺んち来てくれない?
今親とかいないからさぁ…。

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風邪かぁ…。
残念。
看病してあげよっと!
何か新しい展開になるかもだし!!


―――ピンポーン―――

あっ…。
冬也出てきた!!
「ケホッ入っていいよ」
「お邪魔しまぁす。風邪どう?」

思ったより悪そうだ。

「なんか熱が少しあるっぽい。さっきはそこまで辛くなかったのにな…。なんか俺格好悪ッ」
「そんなことないよ!それより早く寝て!!」
「はいはいっ」
「もうっ!」


あぁ〜っ。もうめっちゃ幸せなんですけど!!!
でもあたし達の関係ってただの幼なじみだよね。
あたしは幼なじみじゃなくて冬也の恋人になりたいよ。
冬也はあたしのこと…どう思ってるのかな…。


やっぱりただの幼なじみ?


あたしは冬也のことちゃんと男として見てるのに…。



「なぁ…。莉紅!なんか食べ物作ってよ!」
「あっ!!うん。作るね♪」
何作ろう?
「何がいい?」
「………莉紅…。」


とっさに言ってしまった言葉…。
それはやはり好きな人の名前なのだろうか…。
なんだかすごく自分が恥ずかしくなってきた。
というか最近、莉紅のことを考えてしまう。
意識をすごくしてしまう。

これは恋というやつなのか?

俺はこの時やっと自分の気持ちを知った。


「えっ??何言ってるの〜!?アハハハハッ……。」


…………………………。


「冬也?」




――――――ギュッ――――――


えっっっ!!?

あたしは思わず固まってしまった。
「とっ…冬―――ッ…」

だんだん抱きしめているのが強くなっていくのがわかる…。
体がすごくあつい…。
自分の顔が赤くなってるのがわかる。
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