リベンジ(休止中)
「野村さん、帰るんですか?」
「あ、明日も早いので…」
「じゃあ俺も帰ります、途中まで一緒でしたよね?
駅まで送りますよ危ないし」
「えっ?あの…」
「お先に失礼します」
田村さんは皆に挨拶をした
「し、失礼します」
私も挨拶をし田村さんの後についていった
「今日楽しかったですね!」
「そうですね!」
「俺、だいぶ酔っ払ったな〜これ」
「あはは、大丈夫ですか?」
「でも野村さんの事色々知れたからラッキーかも」
「え…」
田村さんはそう言ってまた口を大きく開けて笑った
私はその笑顔でドキっとしてしまった
元カレとは違う
(ちゃんと歩幅を合わせてくれる…優しいな)
そうこうしてるうちに駅に着いてしまった
「じゃあ、俺こっちなんで…」
「あ、送ってくれてありがとうございました」
「良いですよ、それじゃまた」
そう言ってまた笑って階段を降りた
その日はお酒が入ってたからか
あの笑った顔にドキっとしたからか
身体が熱く感じた
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