リベンジ(休止中)
筒井奏
18歳
彼とは席が隣だった。 
休憩時間も、いつも一人だった。


「ねえ、絢香、隣の人と話した?」

友達の佐奈に言われた

「嫌、まだ…」

(早く席変わりたい…。)

私と筒井君は、その自己紹介以来全然話さなかった。

次の日、

通勤した朝、

教室に行くと、筒井君が橋本さんと話していた。

(筒井君…、橋本さんと話してる…。)

「おはよー絢香!」

「おはよ、佐奈」

「え、橋本さんと筒井君話してる、
暗い者同士、お似合いだよね。」

「…う、うん…そうだね。」

橋本さんも筒井君と同じで、昼食を一人で食べていた。

二人共、人を寄せつけない感じだった。

二人だけの空気が、そこにある感じだった。
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