ストーカーは俺より人気者







「…………てめぇは、俺の彼女なんかじゃねぇ
勝手に妄想膨らませてんな、ストーカー女」




「もぉ、またまた〜////!
礼央さんってば、本当にドSなんですから〜

分かりました
今度、ムチとロウソク用意しますね?♡

あっ、首輪とかも必要ですか?
鎖と縄だったらどっちがいいですか?」






「あー、俺ならどっちもイケ……って!
いらねぇ!用意するな!」





「えっ……?道具無しですか…?
そうですね。礼央さんは、自分の手でイかせたいですもんね?

初めて私と一夜を過ごしたときも、そう言ってましたよね〜」





「そうそう。自分の手でイかせるのが楽し…………ん?え?ちょっと待て…

え?今、なんて言った?」




「えっ?自分の手でイかせたいって……」




「そこじゃねぇ!
その後!」









俺の聞き間違いじゃなければ……

コイツ今、爆弾発言したぞ










「ああ!えっと…私と一夜した過ごしたときも、そう言ってましたよね?だったと思います」




「えっ……?い、一夜…?
だ、誰と…?」




「礼央さんと」




「誰と誰が……?」




「礼央さんと私が」




「何したって……?」




「ナニですよ」




「…………………うわぁぁぁあ!!
てめぇ!何嘘ついてやがる!

てめぇと…お、俺が…?
嘘ついてんじゃねぇ!」








こ、コイツ!

何バカな嘘を…!!!




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