ストーカーは俺より人気者
『それで?
どの子がお前をストーカーしてる女の子だよ?』
俺はモテモテだから
女たちはギラついた目で俺を見ていた
浩二は、そんな女たちを一人一人観察するかのように見ていた
ストーカー女……
あっ!
「浩二!!
アイツだ!」
『んー!?どれどれ…』
俺は電柱に隠れて俺を見ている地味な女を指差し言った
『………うわぁ…これまた、地味な子で…
あっ!もしかして、眼鏡を外したら可愛い!とか!?
よし!どれどれ〜』
「え?こ、浩二!?」
浩二は、地味女に何を期待しているのか
ニヤニヤと笑いながら地味女に近づいた
俺は、浩二の後を追いかけるように俺も地味女に近づいた