真面目社長が恋に落ちたら
そんな話をしながら着いた海沿いの水族館。
高速使って1時間ほどの所にあるここは有名な所だった。
新しくなって随分経つが、新しくなってからは初めてくる。
昔、まだ小学生だった頃に家族で来た思い出の水族館がここだ。
すっかり面影は無いけれど。
「入場券買っておいて先にどこかでお昼ご飯食べようか?」
確かにもうお昼時だ。
「そうしましょう。その方がゆっくり見て回れますよね!」
そう言って微笑むと守さんも笑顔を返してくれる。
そして掴まれた手。
「人がそれなりにいるからはぐれない様にね。」
そう言って繋がれた手。
ドキッと心臓が跳ねる。
そっか、デートってこんな感じなんだ。
手を繋いで歩く。
ドキッとした後は不思議と心地よい安心感に包まれた。
こんなふうに手を繋いで歩いた事なんて無いのに、どうしてこんなに心地良いんだろう。
「嫌じゃなさそうだね。良かった」
守さんの嬉しそうな笑顔は眩しいけど、その笑顔は好きかもしれない。
カッコいいけど可愛い感じの温かい笑顔に不思議と心が温まるし落ち着くのだ。
そうして入場券を先に買ったあと水族館近くのカフェに入りコーヒーとベーグルサンドのお昼ご飯を2人で食べる。
高速使って1時間ほどの所にあるここは有名な所だった。
新しくなって随分経つが、新しくなってからは初めてくる。
昔、まだ小学生だった頃に家族で来た思い出の水族館がここだ。
すっかり面影は無いけれど。
「入場券買っておいて先にどこかでお昼ご飯食べようか?」
確かにもうお昼時だ。
「そうしましょう。その方がゆっくり見て回れますよね!」
そう言って微笑むと守さんも笑顔を返してくれる。
そして掴まれた手。
「人がそれなりにいるからはぐれない様にね。」
そう言って繋がれた手。
ドキッと心臓が跳ねる。
そっか、デートってこんな感じなんだ。
手を繋いで歩く。
ドキッとした後は不思議と心地よい安心感に包まれた。
こんなふうに手を繋いで歩いた事なんて無いのに、どうしてこんなに心地良いんだろう。
「嫌じゃなさそうだね。良かった」
守さんの嬉しそうな笑顔は眩しいけど、その笑顔は好きかもしれない。
カッコいいけど可愛い感じの温かい笑顔に不思議と心が温まるし落ち着くのだ。
そうして入場券を先に買ったあと水族館近くのカフェに入りコーヒーとベーグルサンドのお昼ご飯を2人で食べる。