真面目社長が恋に落ちたら
座って少し経つとイルカショーが始まった。
イルカ達は飼育員さんの指示を見てジャンプしたり高い所に釣られているボールを口先で突いたりしている。
その姿は綺麗で餌をもらう姿は可愛らしい。
「小学校低学年の頃に新しくなる前のこの水族館に家族で来たんです。その時もイルカショーを見てて。イルカと泳ぐ飼育員さんが羨ましくて私もショーをする飼育員さんになるって言った覚えがあります。」
そう話すと
「そう。そんな思い出があったんだね。」
「はい、今でもイルカは好きです。だけど飼育員になろうとは思いません。」
「なぜ?」
「今は服を作ったり繊維の事や染色の授業が好きですし、何かしら服に携わる仕事がしたいと思ってます。」
「なるほどね。じゃあしっかり勉強して卒業しなきゃね。」
「はい、大学行くこと悩んで諦めようかと思った時もありましたけど。今は行ってて良かったと思います。」
そう笑顔で答えると
「好きな事をやってそれを楽しめて将来に繋げようとしてるんだ。洋子ちゃんはその努力を怠らないから凄いね。応援するよ。」
穏やかな笑顔で言いながら繋いでいた手に力を入れてギュッとしてくれた。
「そう言ってもらえるのは嬉しいです。ありがとうございます、守さん。」
イルカ達は飼育員さんの指示を見てジャンプしたり高い所に釣られているボールを口先で突いたりしている。
その姿は綺麗で餌をもらう姿は可愛らしい。
「小学校低学年の頃に新しくなる前のこの水族館に家族で来たんです。その時もイルカショーを見てて。イルカと泳ぐ飼育員さんが羨ましくて私もショーをする飼育員さんになるって言った覚えがあります。」
そう話すと
「そう。そんな思い出があったんだね。」
「はい、今でもイルカは好きです。だけど飼育員になろうとは思いません。」
「なぜ?」
「今は服を作ったり繊維の事や染色の授業が好きですし、何かしら服に携わる仕事がしたいと思ってます。」
「なるほどね。じゃあしっかり勉強して卒業しなきゃね。」
「はい、大学行くこと悩んで諦めようかと思った時もありましたけど。今は行ってて良かったと思います。」
そう笑顔で答えると
「好きな事をやってそれを楽しめて将来に繋げようとしてるんだ。洋子ちゃんはその努力を怠らないから凄いね。応援するよ。」
穏やかな笑顔で言いながら繋いでいた手に力を入れてギュッとしてくれた。
「そう言ってもらえるのは嬉しいです。ありがとうございます、守さん。」