真面目社長が恋に落ちたら
「守さん、おはようございます。」

「洋子、おはよう。電話してたね？」

挨拶しつつ、聞かれたので


「学校のお友達の桜さんが火事のことを知って心配して連絡してくれてたのに気付かなかったのでメールしたら電話してくれたんです。」

「そうだったのか。慎吾くんは？」

「メッセージアプリにメッセージが来てたので返しました。」

そう、答えると

「そうか、きっと心配してただろうから無事に連絡ついて安心しただろうね。」

「はい、詳しくは学校でとお話しました。」

そう話してから、顔を洗い私はキッチンへ

調理家電は素敵な物が揃っているので、まずトースターでパンを焼く。
コーヒーメーカーもセットして
ベーコンエッグを作りながら隣で小さな片手鍋でお湯を沸かしブロッコリーを茹でた。
食器棚には色んなお皿があったがワンプレートのものがあったのでベーコンエッグとトースト、茹でたブロッコリーにミニトマトとレタスを添えて、買ってきた林檎をウサギさんにしてのせてダイニングテーブルに持って行った。


コーヒーも入れて持っていき私も席についた。

顔を合わせて

「「いただきます。」」

そうしてご飯を食べ始める。
簡単な朝食なのに守さんは美味しいってすぐに食べてしまう。
誰かと一緒に朝ごはんを食べるのは久しぶりで、それだけでお腹いっぱいになれそう。


綺麗に食べ終えて片付ける。

食後に今度は紅茶を入れて出した。

すると守さんのスマホが鳴る


「ちょっと出るよ」

「どうぞ。」

そう言って紅茶を置き、守さんの隣に座る。


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