真面目社長が恋に落ちたら
「な、なんで桜さんの所じゃなきゃ慎吾君のところなんですか?!」
思わず叫ぶと
「なんでって、ここまで運んで心配しつつも授業に戻っているけど何かあればすぐに知らせてって言ったもの。」
ケロッと答えてくれた桜さん。
「慎吾くんの所でも構わないわよ。彼なら間違いも起きないし、慎吾くんも洋子ちゃんは妹と思って接してるし。」
そう言う桜さんに
「あの・・・、ちゃんと自分の下宿に帰るという選択肢は?」
「そこでの生活でコレだから無理ね!」
さも当然とサックリ言いきられる。
二択しかさせてくれないらしい桜さんを前に
白旗上げて諦めた。
「ご迷惑お掛けしますが、桜さんのお家でお世話になります。」
「よろしい!」
そんなこんながあって、一週間。
今はもう下宿に帰ってるけどすっかり心配した桜さんが自分の夕飯分のお弁当に追加して私にもご飯を持ってくるようになった。
そうしてカフェテラスでご飯を食べようとしている所
「桜さん、洋子ちゃん今からご飯?一緒してイイかしら?」
そう声を掛けてきたのが、件の倒れた時運んでくれた慎吾くん。
30代半ばのいわゆるおネエ系である。
慎吾くんと呼んでいるがカテゴリーはもちろん女子。
慎吾くんは私を妹と思って接してくれるし、私も姉のように接している。
思わず叫ぶと
「なんでって、ここまで運んで心配しつつも授業に戻っているけど何かあればすぐに知らせてって言ったもの。」
ケロッと答えてくれた桜さん。
「慎吾くんの所でも構わないわよ。彼なら間違いも起きないし、慎吾くんも洋子ちゃんは妹と思って接してるし。」
そう言う桜さんに
「あの・・・、ちゃんと自分の下宿に帰るという選択肢は?」
「そこでの生活でコレだから無理ね!」
さも当然とサックリ言いきられる。
二択しかさせてくれないらしい桜さんを前に
白旗上げて諦めた。
「ご迷惑お掛けしますが、桜さんのお家でお世話になります。」
「よろしい!」
そんなこんながあって、一週間。
今はもう下宿に帰ってるけどすっかり心配した桜さんが自分の夕飯分のお弁当に追加して私にもご飯を持ってくるようになった。
そうしてカフェテラスでご飯を食べようとしている所
「桜さん、洋子ちゃん今からご飯?一緒してイイかしら?」
そう声を掛けてきたのが、件の倒れた時運んでくれた慎吾くん。
30代半ばのいわゆるおネエ系である。
慎吾くんと呼んでいるがカテゴリーはもちろん女子。
慎吾くんは私を妹と思って接してくれるし、私も姉のように接している。