眠り姫の憂鬱
その夜。ショウゴさんは私を抱かなかった。
私のベッドの横に椅子を置いて、何度も「愛してる」と言いながらくちづけを繰り返した。
「入院している時みたいに拷問だな。
今回はさらにタチが悪い。美月はキスに応えてくれるし…
美月は俺の理性がどれくらいもつか試してるんだろう?」と顔をしかめてまた、くちづけする。
「…抱いて欲しいって言ってるのに…」と私がため息をつくと、
「俺だけの美月を抱きたいんだよ。明日。カフェが開店と同時に待ち合わせだ。」
「…一緒に行かないの?」
「すぐに追いかけるよ。美月は寺田さんの車で先に行って。」
と言いながら、また、甘いくちづけをする。
私が明け方眠りにつくと、
ショウゴさんも私の横で眠ったみたいだ。
まあ、布団の上から私を抱きしめていたんだけれど…
案外意地っ張りだ…
私のベッドの横に椅子を置いて、何度も「愛してる」と言いながらくちづけを繰り返した。
「入院している時みたいに拷問だな。
今回はさらにタチが悪い。美月はキスに応えてくれるし…
美月は俺の理性がどれくらいもつか試してるんだろう?」と顔をしかめてまた、くちづけする。
「…抱いて欲しいって言ってるのに…」と私がため息をつくと、
「俺だけの美月を抱きたいんだよ。明日。カフェが開店と同時に待ち合わせだ。」
「…一緒に行かないの?」
「すぐに追いかけるよ。美月は寺田さんの車で先に行って。」
と言いながら、また、甘いくちづけをする。
私が明け方眠りにつくと、
ショウゴさんも私の横で眠ったみたいだ。
まあ、布団の上から私を抱きしめていたんだけれど…
案外意地っ張りだ…