君と見上げた空はもう一度
「綾はさ、好きな人とかいないの?」
佳奈が帰り道に聞いてきた。
「いないかな。」
「えー、かわいいのにもったいないよ。」
「ありがとね。じゃあ、また明日ね。
「うん、また明日。」
佳奈と別れ帰り道を歩く。
好きな人ができないのは、多分彼が忘れられないからだ。
それとも、ただ、運命とやらにあってないだけかもしれない。
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