君と見上げた空はもう一度
家に帰ると珍しく母がいた。
「仕事は終わったの?」
「ええ、今日は早かったの。」
「毎日お疲れ様。」
母は女手ひとつで私たちを育ててくれている。
父は幼い頃病気で他界した。
当時すごく泣いたのをよく覚えている。
それでも、今は楽しく暮らせている。
悠太が帰ってきて三人でご飯を食べた。
こんな日常が私にはとても幸せに感じた。
< 25 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop