君と見上げた空はもう一度
私はいつものように朝をむかえる。
携帯をみると、陸からメッセージがきていた。
「綾、今日は祭り当日だね。楽しみしてる。服装楽しみだな!」
陸は私の浴衣を期待しているのだとすぐにわかった。
すぐに返信をしようとベットから起き上がる。
そのとき、ずきんと心臓に痛みがはしった。
その場に倒れるほどだ。
なんども深呼吸をして落ち着かせる。
それでも苦しさが残ってしまう。
あわてて薬を飲むと少しだけ苦しさが和らいだ。
すると自然と涙があふれてきた。
「なんで今日なのかな?今日、お祭りなのに。」
楽しそうに私の方をみて笑う陸。そのことを考える余計に涙がでる。
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