大切にしたい
入口のところに立っている、岩崎君と新谷君。

手を振る。気づいてくれたかな?

「ごめん、待たせた。」

「全然、時間通りだよ。俺たちが早く着いちゃったから!2人とも浴衣似合ってる、キレイだな。」

恥ずかしげもなく、さらっと言う岩崎君。

「ありがとう、岩崎君。口が上手だね(笑)」

「そんなことないよ、ホントだからね~(笑)」

笑いながら話す岩崎君。
新谷君は、雪ちゃんの隣を歩く。
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