大切にしたい
♪♪♪♪
あ、今何時だろう?アラーム音で目が覚める。

Tシャツ、ジーパンに着替え顔と歯を磨く。

「お疲れさまです」
制服に着替え、仕事場に入る。

「美月ちゃん、入学式はどうだった?」
店長に声をかけられる。

「ケータイのアラームが鳴らなくて遅刻しちゃいました。」

「そうなんだ~、先生に怒られなかった?」

「大丈夫ですよ、担任の先生良い人でした。」

「そっか、何かあったら相談するのよ。」

山口光子さんは、コンビニの店長だ。

学生の私を快く採用してくれた、お姉さんみたいな存在だ。
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