暗闇の中の少女
「やったー!」



嬉しそうにはしゃぐ南先生



なんというか…。



残念美人…?



『弥生は彼氏いるの?』



敬語にならないように気をつけながら気になった事を聞いた



「え?彼氏?居ないわよ…」



『やっぱり…』



ぼそっと呟いた言葉は近くにいた弥生にも聞こえていたようで



「私と付き合うと皆幻滅したって離れていくのよ〜」



なんていって私に抱きつこうとする



するっとそれを避けて



『もう少し落ち着いたらモテると思うけどな』



「それ、皆に言われるけど落ち着くってどうやるのよ?」



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