暗闇の中の少女
頭にハテナを並べているであろう弥生は傍から見れば綺麗



『弥生…。もう、弥生のそのままを受け入れてくれる人見つけなよ…』



「…う〜居ないんだってば!」



いやぁー絶対居るでしょ。



弥生は性格が悪いわけじゃないし。



『じゃあさ、好きな人とかは?』



ぼっと分かりやすいくらいに紅くなった弥生



先生で私より大人だけど…なんていうか恋する乙女って感じでとっても可愛い



『居るんだぁ〜?』



「い、居るわよ。」



『だれだれ?』



「れ、麗美も知ってる人!」



それだけ言って顔を手で覆った弥生

< 101 / 330 >

この作品をシェア

pagetop